難航する放射性物質で汚染された廃棄物の処理

 指定廃棄物として環境省に申請された量は、平成29年6月末時点において約 19.4万トンで、計11都県に及んでいます。
 指定廃棄物量が比較的多い、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の5県については、処分施設を国が整備する方針とされていますが、立地が難航し、廃棄物処理施設などでの仮保管が続いています。

 これらの汚染された廃棄物のほとんどのものは放射能濃度が低く、一般の廃棄物と同様の方法で安全に処理できます。一定濃度(1キログラム当たり8,000ベクレル)を超え、環境大臣が指定したものは、指定廃棄物として、国の責任のもと、適切な方法で処理することとなりました。

環境省 放射線物質汚染廃棄物処理情報サイトより


放射性物質で汚染された廃棄物を
早く、安く、安全に処理することが重要課題

  • 保管の長期化

 国による処理体制が整うまでの間、やむを得ず、当該指定廃棄物を保管しているごみ焼却施設や下水処理施設などで事業者に一時保管されています。稲わらなどの可燃性廃棄物については、一時保管が長期化すると腐敗などのおそれがあります。
 また、指定廃棄物を安全かつ適正に保管するための施設管理者等に対する委託費の支出は、今後も続くことが予想されます。

  • 保管場所不足がひっ迫

 指定廃棄物は、皆様の生活に不可欠なごみ焼却施設や下水処理施設などから発生しており、その量の増加に伴い、保管スペースが足りなくなってきています。

  • 分散保管による管理リスクの増加

 現在、ごみ焼却施設、水道施設、下水処理施設、農地などの各所に分散して、施設管理者によって一時保管されていますが、環境省はよりしっかりとした管理を行うため、できる限り集約して処理することを必要としています。

ASPの固化処理技法は
放射性物質汚染廃棄物処理に最も適している!

 現在、国策では福島県他5件の最終処分場にセメント固化処理等で固化処理をして埋め立てする方策を計画していますが、これは地元住民の反対等で実現性に疑問が残ります。

 「ASP固化処理技法」は、バインダーにアスファルトとプラスチックスを使用しているので、バインダーの緻密性と強粘着性・延転住・撥水性等(これらはセメント粒子の持たない物性)で放射性物質等を抱覆し拡散溶出を防ぎます。
 その上、この「ASP固化処理技法」は、固化処理工程でセメント固化処理で発生する放射性物質汚染水は発生しません。

 「ASP固化処理技法」は、低レベル放射性廃棄物焼却灰のアスファルト固化処理合材を撥水性で溶出しない安定したブック形固形物にするので、円形ドラム缶固形体よりも収納効率に優れ、限られた保管スペースを有効に活かすことができます。

課題解決に最善の手段

  • 放射性物質汚染焼却残渣は、耐溶出性が良好であるアスファルトとプラスチック系バインダーで全て固化処理すること。
  • 固化処理固形物は、可搬性と収納性に優れた固形物にすること。
  • 最終処分は、目視管理保管が可能な地上建屋内管理保管とすること。

以上を「ASP固化処理技法」は可能にいたします!

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